模型製作道具・材料
Tool
制作のための道具
Stick
貼る
■スチノリ
スチレンボードでの模型作りで欠かせない存在。
欠点は、乾きが遅く、粘度が高く糸を引きやすい。
■木工用ボンド
木材はもちろんですが、スチレンボードにも使用できる。
速乾性のタイプは大変重宝します。
■アクリサンデー アクリル用の接着溶剤
アクリル同士を接着する場合に使用し、液状で気化もしやすいので取り扱いが
難しい。

Cut
切る
■カッターナイフ
カーターは模型作りで欠かせない存在です。色んなタイプのものが
販売されていますが、一般的なものは45度の刃のタイプですが、
角度が30度のタイプは細かい作業が多い場合に使いやすい。
製作しているとだんだん切れ味が悪くなってくるため、惜しまず
新しい刃に切り替えたほうが、作業がスムーズに進みます。
■アクリルカッター
アクリル専用のカッターで、硬いアクリルを削るようにカットします。
また、アクリルに模様を付けたい場合などにも利用します。
■ステンレス定規
薄いステンレス製の定規で、寸法を測る事はもちろんですが、プラスチックや木材などの定規と違いスチレンボードを切る場合などに重宝します。

Shave
削る
■サンドペーパー
サンドペーパーは、アクリルなどの硬質素材を平滑にする場合や丸みを出すために使います。
また、粒子の細かいサンドペーパーは、模型作りで誤って汚してしまった
■棒ヤスリ
棒状であることで、サンドペーパーでは手が届きにくい個所の加工などに向いている。

Temporary
仮止め
■マスキングテープ
模型の仮止めなどに利用する。
粘着力が一般的なビニールテープよりも低くはがすのも容易ですが、粘着力の違うさまざまな 種類が出ているため自分に合ったものを選ぶ。

Insert
はさむ
■ペンチ
樹木の製作や熱でアクリルなどを加工する場合などによく使います。
小さめのタイプが扱いやすくおススメです。
■ピンセット
カッターの次によく使う道具のひとつ。
ピンセットは、一種類だけではなく、長さや角度が違うタイプを何種類か用意しておくと模型作りに重宝します。

制作のための材料
Base
ベース素材
■スチレンボード
建築模型の定番素材。発泡スチレンに白い上質紙を張り合わせてあり加工が容易でありながらシャープな表情が出せるのが魅力。
サイズは、1mm~7mmまでとさまざまなサイズが販売されており、模型作りで一番よく使われています。
欠点は、反りが発生しやすく、製作時には問題がなくても時間が経つと反りが目立って出てくる場合があるので要注意。
■塩ビ板
塩化ビニールの略です。すこし青味がかった透明で、アクリルに比べ柔らかく、加工がしやすい。住宅のガラス窓や手すりなどを模型で表現する場合に使われる。
■アクリル
アクリルの特徴は、硬質で無色透明から白や赤などの種類がさまざまあるため、使い方によって
使い分ける。アクリルの展示用透明ケースでのよく利用されている。模型本体もアクリルで作る場合もあり、塗装も可能で実物に近い色で模型を仕上げる事ができる。また狂いが少ないため長期展示に向いている。

Color
彩る
■ランドスポンジ
茂みや樹木を作る場合に用いるスポンジを細かくした素材。
色もさまざまあり模型の雰囲気や樹種に合わせて、使い分ける。
■グリーンパウダー
芝生や土などの面をキレイに仕上げる場合に用いる。
粒子が細かいので、仕上げた後は無駄な粉をしっかり処理しておかないと模型についてしまい汚れる事もあるので注意が必要。
■グランドシート
芝やフローリングなど、シート状になった材料。
パウダーよりもしっかりと面を構成できるので美しい。
ただ細かい部分の仕上げが手間がかかったり、つなぎ目などが目立ちやすい。

Wood
木材
■バルサ材
バルサ材は、柔らかくカッターなどで簡単に加工ができるため、模型の木塀や柱などの表現に優れる。
厚みも0.5㎜からフローリングなどの薄く仕上げる場合などにも扱いやすい。

Stick
プラスチック
■プラスチック棒
模型製作用に丸や角などに加工されたプラスチック素材。
Plastruct社製のものは高価ですが、狂いもなく比較的やわらかで使いやすいです。
■プラシート
プレーンなものもありますが、表面に波模様や瓦の立体的な加工をしてあるシート状の素材。
凹凸があるため、よりリアリティのある仕上がりが期待できる。
