住宅模型製作過程

Process

PROCESS

住宅模型ができるまで

スチレンボードを用いた住宅模型の製作過程をご紹介。
意外に手間がかかる模型製作は簡単ではありません。
模型作りに近道はありませんが、効率的に製作することできれいで早く製作する事も可能です。
私たちの作り方とは少し違いますが、一般的な模型製作の流れをご紹介します。

今回ご紹介する製作内容は、スケールが1/75の分解の白模型。

用意するもの

スチレンボード1mm2mm3mm・透明塩ビ材・スチレン用のり・カッター・マスキング
両面テープ・サンドペーパー・カッティングシート・ピンセット、ステンレス定規など

01
図面に合わせてカット

スケールに合わせた図面を印刷して、
2mm厚のスチレンボードにマスキングテープで動かないように
肯定します。
図面だけでは作れないものは、CADなどで
入り組んでいるところを製作しておく必要があります。
ステンレス定規を切るラインに合わせてカッターでカットしていきます。
プラスチックなどの柔らかい定規を使用すると切った時に定規を傷めて
しまう場合があるので、ステンレス製がおススメです。
スチレンボードは、一度に切ってしまうのではなく2~3回に分けて切るときれいにカットできます。

02
コーナー部分を仕上げる

コーナー部分はノリシロを壁の厚み分を残しておき、
コーナーのどちらか片方の部材の重なる部分を削り取ります。
全てを切ってしまわないように、壁になる部分の紙を残しながら
慎重に切ります。
ポイントは、カッターの刃を出しすぎないように短めにすることで
切り過ぎを防ぐ事ができます。
カッターで切り込みを入れたらカッターの背の部分などを利用してカット面を撫でるようにスチレンが残らないように取り除きます。
スチレンが残っているとのり付けの時にしっかりかみ合わず、コーナーがキレイに仕上がりません。

03
仮止めで誤りを確認

住宅外観部分の部材を全部切り組み立てていきます。
この時点では、ノリ付けしてしまうのではなく、
マスキングなどを利用して仮止めしていきます。
窓の位置に住宅外観部分の部材を全部切り組み立てていきます。
この時点では、ノリ付けしてしまうのではなく、
マスキングなどを利用して仮止めしていきます。
窓の位置に問題が無いか、うまく噛み合わない部分が無いかなどを
チェック。誤りがある場合はその部材を作り直し、
早い段階でこの時点で問題点がないようにしておくと、
組み立て後に修正する事がありません。問題が無いか、うまく噛み合わない部分が無いかなどを
チェック。誤りがある場合はその部材を作り直し、
早い段階でこの時点で問題点がないようにしておくと、
組み立て後に修正する事がありません。

04
床面を仕上げる

内部の1階部分と2階部分の床面を作ります。
玄関部分の段差やフロアレベルの違いなどはこの時点で製作します。
また、吹き抜けなどがある場合も忘れずに切っておきましょう。
切り出したら、1階と2階がしっかり整合性が取れているか、
重ね合わせて、ズレなどの確認しておくと失敗が少ないです。

05
敷地を作る

建物を組み立てる前に敷地を作っておきます。
敷地より大きめに作ると安定感が生まれます。
高低差がある場合は、建物の基礎が短いなどの問題が
後々出てくる場合があります。
敷地を製作したら一度建物を配置して問題点がないか確認します。
また、土台をスチレンボードで作る場合、反りが出る事があるので、
厚みのあるものを使うか、アクリルなどの反りが出にくい素材を
使います。

06
壁の組み立て

仮止めをしていた建物をのり付けして仕上げていきます。
スチレンボード用ののりで、固定部分にのり付けします。
付け過ぎてしまった場合は、ヘラなどで伸ばし、組み立てた時に
のりがはみ出ないようにします。
特にのり付けする端のほうが、はがれやすく、
仕上がりに大きな違いが出てくるので注意が必要です。
スチレンボード用ののりは、粘度があるため糸を引きやすく、
汚れやすいです。
のりに市販のアルコールを少し混ぜると粘度が和らぎ作業しやすい。

07
壁と床の組み立て

外壁と床面を仕上げたら、分解の位置が正しいか、
また誤りがないか再確認。
この段階では、スタディ模型のシンプルな仕上がりで、
ザックリとした外観の雰囲気が掴める状態まできました。

08
窓のサッシ等を取り付ける

サッシや屋根などの細かい部材をピンセットなどを使用してのり付けしていきます。
サッシなどのガラスの透明な仕上げは、透明塩ビ材を窓枠のサイズに合わせてカット、 縁に厚手の白いケント紙などで立体感を出しサッシを表現。
手間がかかりますが、サッシやフェンスなどが表現してあるととてもリアルに見えます。

09
内部を作る

内観は、外観と同じように壁のサイズに合わせて部材をカットし、組み立てていきます。
内観の組み立ては、のりがはみ出したり汚れやすいので、汚れた場合はすぐにふき取ります。痕が残ってしまう場合は、サンドペーパーなどで軽くこすると目立たなくなります。
建具などの表現があるとより分かりやすく、リアルになります。

10
細かなアイテムを取り付ける

外部柱や、デッキ、ポーチなどのアイテムを取り付けていきます。
庭がある場合は、樹木や花壇などを作ると生活感が生まれます。
外観を彩るアイテムは、なるべく表現をしてリアリティを高める事が大切です。

11
曲がないか確認

外部にある柱は、2階部分と合うかどうか合わせて確認し、
曲がりなどを修正します。
柱が複数ある場合、少しのズレがとても目立ってしまうので
時間を掛けてキレイにしあげます。

COMPLETE

住宅模型完成

全てのパーツを取り付け最後に全体を確認して、完成です。


意外に色々な工程を経て、模型ができていきます。キレイで早く作るには、コツが必要です。色々な建築物を作ってみて、自分のやりやすい作り方を確立することをおすすめします。

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